「新春の思い」 |
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、福岡県議会議員選挙「小郡市・三井地区」で有権者の絶大な支持を受け「無投票当選」という結果に恵まれ、再び地域の皆様方の信任をいただくことができました。
これからも井上忠敏は、郷土のため、益々、粉骨砕身の思いをこめて、「郷土愛」の言葉に誓うところであります。
昨年は、長引く不況、東日本大震災、それに伴う原発事故、台風被害と、暗いニュースが目に付いた年でありました。しかし今年はロンドンオリンピックの年。日本を代表する選手が金メダルを目指して頑張るように、私も、地域の代表として、地元の皆様に明るいニュースをお届けできるよう精一杯「郷土愛」をもって活動していこうと思います。 |
〜原点回帰・郷土愛〜 |
井上 忠敏 |
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竹下和男氏が提唱する「弁当の日」 |
給食があるのになぜ「弁当の日」なのでしょうか?
井上県議は、平成23 年9 月4 日に開催された地域のPTA 幹部研修会に来賓として招かれた時に、この「弁当の日」を提唱する竹下和男氏の講演を聴き、感銘を受けました。
この「弁当の日」とは、子どもが自分たちで食べる弁当の献立作り、買い出し、調理、弁当箱詰め、片付けのすべてを一人で行うという食育の取り組みで、実践校は現在全国で約800
校にまで広がっています。
これだけ全国的に広がる背景には数々の物語もあるようですが、母親(千恵さん)と娘(はなちゃん)の話は特に心を打たれます。母親(千恵さん)は,25
歳のときに乳ガンであることがわかり手術,そして奇跡的な妊娠をしました。そして無事に出産、娘(はなちゃん)が産まれました。そして、ガンが再発して余命5か月と診断されました。そして、母親は考えました。
「私がいなくなった後,娘は生きるうえで必須科目の家事はできるだろうか」
残された時間が無い中、5 歳の娘(はなちゃん)に、家事に加えて料理を教えました。ご飯の炊き方から、出汁の取り方、包丁の使い方、そして、味噌汁の作り方、買い物の仕方と…。そして今では、娘(はなちゃん)は、お父さんのために、包丁を扱いながら夕食をつくります。
「自分が余命5 ヶ月だったら,親として子に“何”を残していきますか?」
この問いかけに、井上県議も胸を熱くしました。
井上県議は、この「弁当の日」の取り組みが、食を通じて家族や地域の絆を取り戻し、子どもたちが健やかに成長するための「人づくり」に大変有効な活動だと賛同し、地元にも働きかけ、早速、大原小学校(校長
大隈康光氏)で11 月28 日、30 日の2 日間で実施されました。
「弁当の日」の取り組みは、親が手伝わないことで、一人前になりたいという、子どもが本来持っている「生きる力」を育てようというものですが、それと同時に、「くらしの時間」が生まれ、家族で会話することの楽しさ、子どものたくましさを知り、食卓を通して子供に愛情を伝える大切さに気付くものです。また、子ども達も段取りという事を学び、栄養を学び、そして食材、生産者への感謝の心を持つようにもなるものです。
井上県議は、今後も「弁当の日」取り組みを推進していきます。 |
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「道路事業・河川改修事業は、わが地域の命題!」 |
この地域は、過去に昭和28 年と38 年の2 回にわたり、大洪水に見舞われました。特に昭和28 年の大洪水では筑後川流域全体で死者147 名、被災者54
万人という甚大な被害を受けました。
日頃から恩恵を受けている筑後川、宝満川、大刀洗川でありますが、このような大洪水をはじめ、過去幾度となく水害を起こしているのもまた事実です。
井上県議もその大洪水を体験した者として「目の前を木々や家々が流されていく、その恐怖の光景は今でも脳裏に焼き付いている」と常々語っています。そして、「あの悲劇を繰り返してはならない」「百年の計をもってしても、この事業はやり遂げなければならない」という強い信念のもと、道路事業は勿論、河川改修事業にも力を注いでいます。
井上県議の推し進めるこれらの事業は、今の私達だけのためでなく、未来の子供たちへの受け継がれる「地域の財産」となるはずです。
また、井上県議は「あの時の温かい朝食の味を忘れられない」と今でも語っております。災害時においても優しさと団結力を失う事のない地域の人々との「絆」を大切にしている井上県議の人柄を改めて感じました。 |
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「関係者代表との農政懇話会」 |
平成23 年10 月3 日「農政懇話会」が開催され、JA 福岡中央会、福岡県森連、福岡県漁連、福岡県有明海漁連をはじめとした各団体からの要望、またTPP問題や燃料の価格題など山積する様々な問題についての意見交換が行われました。
井上県議は、この農政懇話会の会長を務め、「今後の議会活動の中で実現を図っていきたい」と、福岡県の農業・水産業・林業を守る決意を力強く表明しました。 |