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平成23年度 福岡県議会2月定例会(第4日)

平成23年度・福岡県議会2月定例会(第4日)において、井上忠敏は農業問題のTPPに関する考えを述べました。「政治の要諦は食料と水の確保、(中略)そして、社会的な弱者を政治の力で不公平感をなくしていく、これが我々政治家に課せられた最大の使命だ」と力強く発言しました。

【井上忠敏の発言録】
「知事は農業問題のTPPに関する発言の報道についてのお答えの中で、農業をしっかりと保護し、成り立っていくという政策がつくられ、実行されることが大前提であると述べられました。今の政権で、そういう政策がつくられ、実行されることがお約束できますか。あり得ません。冗談じゃありません。そしてまた、世界貿易の中で生きていくためには通商国家であることから自由貿易が大切であると回答されました。確かに、日本の国は原材料を仕入れて、そして加工、付加価値をつけて外国に売らないと生計が立たないのも、よくわかります。しかし、その前に、日本の国は豊葦原の瑞穂の国です。千年以上にわたって我々の先祖が今日の基礎を築いていただいております。通商国家である前に、私は、しっかりと農業を守っていかないと、そういう仕事すらできないと思います。私は、難しい理論はわかりません。しかし、古来、政治の要諦は食料と水の確保、それを諸先輩はやってきていただいたと思っております。そして、社会的な弱者を政治の力で不公平感をなくしていく、これが我々政治家に課せられた最大の使命だと思っております」